お歳暮の時期にもらってうれしいギフトは、やはりグルメですね。特に今年は魚介類の不漁と言われているので、魚介類のギフトはうれしいですね。そんなわが家に「久米島産車えび」が届きました!
話は11月23日にさかのぼります
なぜ、わが家に久米島産車えびが届いたかの話は、11月23日までさかのぼります。この日、パレットくもじの前で「車えび祭り」が開催されていました。

無料で車えびの塩焼きがふるまわれたり、子供向けに車えびのつかみどりがありました。ステージでは、ものまねタレントのショーやラジオの公開放送などがあり、買い物ついでの人が車えびを食べながらステージを見る、沖縄でよくある、のんびりしたイベントのひとつだったのです。
私も娘と車えびを食べていると、”車えびが当たる”抽選会が始まりました。「ご当選は、沖縄県にお住まいの○○さんです。」と、私の名前が会場内に響き渡る声。急に呼ばれてびっくりしました。とっさのことで、写真も撮れませんでした。スタッフの方から、「来週お電話してから、発送します」と言われました。車えびの旬は11月から翌年の5月ごろなので、採れたての車えびを送っていただけるとのことでした。
車えびが来た
確認の電話をくださったのは「沖縄県車えび漁業協同組合」の方でした。びっくりです。そんな組合あげてのPRイベントの抽選に当たっていたんですね。12月1日に宅配便で車えびが届けられました!

箱にきっちりとお行儀よく並んだ車えびは、なんと生きていました。

久米島から生きたまま運ばれるなんて、すごいですね。
久米島は車えびの養殖が盛んです
沖縄県での車えびの養殖は昭和46年ごろから始まりました。当初は養殖技術が未熟だったこと、沖縄周辺の海域に天然の車えびが生息していないことなどからとても困難だったようです。しかし、多くの困難を乗り越え、配合飼料を開発したり、沖縄独自の生産技術を確立し、今では生産量が「全国一」です。
なかでも海洋深層水で車えびを育てる久米島は全国の15%の生産量で、「車えび拠点産地」と認定されています。
車えびはエビフライにして食べました
夕方に届いた車えびをエビフライにして晩御飯に食べることにしました。まずは下ごしらえが必要ですが、生きているのでぴちぴち跳ねて、脱走する車えびもいました。頭を取り、殻をむいて、しっぽを切りそろえ、小麦粉、卵、パン粉をつけて油で揚げます。もし、生きたままの車えびを調理するのに抵抗のある場合は、氷水に付けて車えびの動きを止めてから調理するとやりやすいです。
エビフライの完成です!

車えびの身はぷりぷりで、ほんのり甘いです。エビフライにしても感じられる甘みってすごいですね。付け加えた甘さではなく、自然の素材の持つ、ほのかな甘みがとてもおいしかったです。車えびは、生でも食べられますし、天ぷらや塩焼き、お鍋にしてもおいしいとのことです。わが家は娘の好みに合わせてエビフライにしました。出来上がるまでにちょっと時間もかかりますが、新鮮な車えびは手間をかけるだけの味わいがあります。
新鮮なので頭も食べられます。素揚げにした頭は香ばしく、パリパリした食感が楽しいです。この味は大人じゃないとわからないでしょう。ビールが欲しくなる味ですね。
お歳暮などのギフトにもぴったり
お歳暮などのギフトにもぴったりです。いろいろなサイズがありますので、先方に合わせて選べます。是非どうぞ。HPからも注文できます。
- 南西興産株式会社
- 沖縄県島尻郡久米島町字宇根1676
- TEL:098-985-8459