天気が悪くなって来ると、頭痛がするという方はいませんか?天気の変化で体調が悪くなるのは「気象病」が原因かもしれません。私の独断ですが、私の頭痛対策をご紹介します。
気象病とはどんな病気?

気象の変化で体調が悪くなる病気の総称です。気象病の症状は様々で頭痛、関節痛、ぜんそく、皮膚アレルギー、めまいなどがあります。
雨が降りそうになると、関節が痛む、古傷が痛むというオジイやオバアもいます。気象の変化とは、気温、湿度、気圧で、どれも体調不良と関係はありそうですが、気圧の変化は目に見えませんし、わかりにくいので、やっかいだと言えそうです。
気圧が頭痛の原因になるわけ
通常時の気圧は1013hPa(ヘクトパスカル)ですが、低気圧になるとこの数字が小さくなって、強い台風の時は950hPaくらいに下がります。たいした数字の差ではないように思いますが、気圧の変化で体には様々な影響があるのです。
トンネルに入った時に耳がキーンとするのも、飛行機に乗ると耳が痛くなるのも、気圧が原因です。高い山に登ると、ポテトチップスの袋がパンパンにふくらんでしまうのも気圧が下がるからです。
これと同じことが頭の中でも起きていると考えられます。通常の気圧の時に収縮している血管が、気圧が下がることでふくらんで、周辺の神経を刺激してしまい、頭痛の原因になることがあるのです。
沖縄の天気は変わりやすい
気象病は特定の地域に多い訳ではなく、日本のどの地域でも起こりうる病気ですが、沖縄の天気は変わりやすいです。

1日の天気が、「曇り時々晴れ、一時雨」と天気マークが全て揃ってしまうことも珍しくありません。晴れていても急にスコールのような雨が降ったり、カタブイと呼ばれる一方は晴れているのに、こっちは雨という天気の時もあります。
台風は強い勢力のまま、沖縄に近づいてきますし、気圧の変化が大きい地域と言えそうです。天気を予測するのが難しいらしく、天気予報がはずれることも多いです。
気圧の変化による頭痛の対策は
- ストレスをためない
- 適度な運動、お風呂に入るなど。
- 規則正しい生活をする
- 生活リズムを整えると睡眠も取れます。食事もきちんと取れます。
- 天気予報を活用する
- 天気予報をマメにチェックします。気圧の変化の予想には「頭痛ーる」というアプリが便利です。
正論だなー。王道と言うべきでしょうか。もっと別な対処法はないのかと調べて、私がたどりついたのがこちらです。
お味噌汁を飲むこと
頭痛に良いというサプリメントには大豆イソフラボンが含まれていると書かれているのを見つけて、大豆イソフラボン→お味噌汁という連想ゲーム的な私の発想なんですが、お味噌汁と飲んだ後は頭痛になりにくい気がします。

お味噌汁が頭痛に良いとは誰も言っていませんが、二日酔いの時に良いとか、大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをするので、更年期障害など、女性の悩みに良いと言われています。
お味噌汁に野菜を入れることが多いですが、水に溶けだしてしまう栄養素も汁として飲めるので、効率的でもあります。
以前は塩分過多の原因と思われていましたが、適度な濃さであれば問題なさそうです。それよりも、血管を若返らせるとか、がんの予防が期待できるなど、お味噌汁の様々な効能が注目されています。
沖縄にはたくさんの汁物料理があります
沖縄の食堂ではお味噌汁はメインのおかずとして、具だくさんのお味噌汁がどんぶりで出されます。ほかにも汁物料理は豊富です。
- イナムドゥチ
- 豚肉とかすてらかまぼこ、しいたけ、こんにゃくなどを入れた白みそ仕立て料理で、お祝いの席でよく食べられます。
- あら汁
- 魚のあらを使ったみそ仕立ての料理です。魚のあらはスーパーでも売ってます。
- かちゅーゆ
- けずりぶしとみそで作る沖縄風即席みそ汁です。風邪ひいた時にも良いそうです。
お味噌汁が頭痛に良さそうというのは、あくまで私の個人的な意見ですが、お味噌汁がほっこりと体を温めてくれるのは、間違いありません。沖縄の食材を使って、具だくさんのお味噌汁を作ってみませんか?