
最近はベランダも部屋の一部と考え、DIYやガーデニングでカスタマイズする人が沖縄でも増えています。でも沖縄のベランダで最も強敵なのは強い日差し!沖縄のベランダ灼熱地獄から部屋を守る遮熱法を4つ紹介します。
お金をかけたくない時におすすめの方法その①100均シャワーカーテン
お金をかけずに少しでもベランダから入り込む日差しを遮断したい時には、100均で手に入るシャワーカーテンを使ってベランダ側の窓を覆ってしまいましょう。
確かに100均のシャワーカーテンですから「一度対策をすればあとは大丈夫!」とは言えません。
まず強度に問題があります。また薄さも問題があります。でも沖縄は台風でもないのに台風レベルの強風が襲ってくることはよくありますよね?
そんな時100均のシャワーカーテンだとすぐに破れてしまうのですが、「100均商品だから」と自分を納得させることもできます。
それに何も取り付けずにただ日差しを部屋の中に受け入れるよりは、多少なりとも日差しを遮ることによって部屋の温度を少しでも快適な温度に保つ効果はあります。
お金をかけたくない時におすすめの方法その②グリーンカーテン
エコ&コスパで考えるのであれば、グリーンカーテンでベランダからの日差しを遮るという方法もあります。
沖縄で一般的なのはゴーヤーですが、ガーデニング初心者にとってゴーヤーは意外と手間がかかります。
そこでおすすめしたいのが「アサガオ」を使ったグリーンカーテンです。
ゴーヤーと同じくらいグリーンカーテン素材としてはメジャーなアサガオですが、キレイなお花が咲く分手入れをする手間が多少かかったとしても楽しみがあります。
ただし日差しが強いベランダでアサガオを育てると、びっくりするくらい水やりの手間がかかります。
朝まんべんなく水をまいたとしても、夕方になると全体的に水不足で葉がぐったり…。
もちろん水やりさえしてあげればすぐに復活しますが、イメージしているようなグリーンカーテンに仕上げるにはかなり根気強くお世話をする必要があります。
ただエコ&コスパで考えれば遮熱カーテンを購入するよりもはるかに手頃です。
「とにかくまずはやってみよう!」という程度の意気込みで始めるのであればおすすめの方法です。
ちょっとお金はかかるけど効果が期待できる方法その①人工芝
ベランダの広さによっても費用に差はありますが、床全体に人工芝を置くというのもベランダに面した部屋の温度を下げる効果としては期待できます。
実際に我が家のリビングルームはベランダに面していて、対策前の部屋の温度はひどい時で40℃越え!
床の熱は「床暖房」の域をはるかに超えていましたし、遮熱カーテンを一日中広げて置いてもほとんど効果がありませんでした。
そんな時に友人から「ベランダの床に人工芝をおくと輻射熱がかなり抑えられる」と聞き、早速その日のうちに実行!
劇的な変化を感じるまでとはいきませんでしたが、人工芝のおかげなのかとりあえず遮熱カーテンがあれば何とかリビングの温度を抑えることは出来ました。
ただ我が家のベランダは無駄に広かったので、半分敷き詰めるだけでも結構なお値段に…。
実体験からコメントすると、「一般的なサイズまたはコンパクトサイズのベランダに効果があるおすすめの方法」と言えます。
ちょっとお金はかかるけどおすすめの方法その②ベランダカーテン
最終的に現在、我が家で実践しているのがベランダカーテンです。
ただベランダカーテンもいろいろなタイプがあって、最終的に今のベランダカーテンに落ち着くまでに紆余曲折ありました。
最初に購入したベランダカーテンは、目隠し効果があるものでした。
確かに目隠し効果があるというだけあって光もしっかりガードしてくれました。ただ沖縄では台風でなくても強風が襲ってきます。
もちろんシャワーカーテンよりははるかに威力を発揮してくれましたが、それでも風にあおられてかなりやられました。
次に「とりあえず」と思ってやってみたのが、押し入れの中に入れっぱなしにしておいた使い古しのカーテンを再利用したベランダカーテンです。
こちらも効果は抜群でしたが、何よりも布製品なので沖縄のスコールに何度もやられてカビだらけに…。
さらに遮熱力は強いのですが風もカットされるので、部屋の中に風が入ってこず結果として温度に変化なしでした。
最終的に今落ち着いているのが、ビニール製で上下に風通し用のネットが付いているタイプのベランダカーテンです。
こちらも何年も使い続けているため至る所に補修の後がありますが、これまで試したベランダカーテンの中でも比較的値段も安くさらに風通し用のネットが上下についているので自然の風が部屋に入り込んできてかなり涼しさを感じます。
いろいろな方法があるけれど自分に合った方法が一番
お金をかけない方法・お金をかける方法とそれぞれ紹介してみましたが、実際に体験してみた結果「自分の家に合っていることが一番」というのが結論でした。
でも何もやらなければ沖縄の灼熱地獄は延々と続きます。
長い夏を乗り切るためにも少しでも自分の家にあった方法で遮熱対策をすることが、沖縄の夏を快適に過ごすポイントですね。