日本で一番早くお花見ができる沖縄県。沖縄のお花見って、どんな感じでしょうか?
沖縄にはソメイヨシノがありません
沖縄の桜はソメイヨシノはありません。「ヒカンザクラ(緋寒桜)」と言う種類の桜です。北部では1月の下旬頃から咲き始めて、桜前線は南下します。南部は2月の初めころに咲き始めます。
鮮やかな濃いピンク色の花です。南国の青い空に映える色ですね。

でも、花と花の間隔が開いているせいか、大きな木がないせいか、本土の花霞のような風景は見られません。花びらが散ることはなく、花一輪が落ちるので、「桜吹雪」や「桜の花びらのじゅうたん」もありません。ソメイヨシノのような妖艶さはないけれども、桜は日本人にとって特別な花であることには変わりませんね。
沖縄のお花見ってどういうの?
沖縄のお花見は散策です。公園など桜の名所を歩きながら見るというスタイルですね。本土であるような「ブルーシート敷いて宴会」はありません。たまに桜の下でお弁当食べている人もいますが、少人数です。桜祭りの時に民謡などのステージを見たり、出店の食べ物を食べることはあっても、みんなで車座になって、ワイワイするというのは、ありません。
なぜ?それは、寒いからです!
桜が咲く頃の気温は17,8℃です。風が強い日が多いので、体感気温はもっと下がります。とてもじゃないけれど、外で長い時間座っているなんて、できません。
那覇のお花見の名所・与儀公園へ行ってきました
那覇のお花見の名所は「与儀公園」です。さくら祭りは2/8~2/12だったのですが、ほとんど咲いていませんでした。ちょっと設定が早すぎたようですね。3月に入ってから、与儀公園に行ってきました。

与儀公園は国道330号線沿い、県立図書館のそばにあります。広ーい公園の中には、SLも展示されています。見るだけで、乗ったりできないのが、ちょっと残念ですが。

ソメイヨシノほどの迫力はないですが、桜並木がとてもきれいなので歩いて写真を撮っている人がたくさんいました。

桜の魅力は世界共通なようで、桜を見ている外国人観光客が年々増えているように感じます。与儀公園には、大きなガジュマルの木もたくさんあります。のんびりするのに、ぴったりの場所です。
お花見の帰りに立ち寄りたいスポット
桜を眺めたあとに、立ち寄りたいスポットは「BOULANGERIE BZ (ブーランジュリー ビズ)」と言うパン屋さんです!国道330号線から、曽部興産店を与儀小学校方面に曲がって、しばらーく道なりに行くと、左手にあります。

わりと辺鄙なところにあります。思ったより小ぢんまりしています。お店の前の駐車場に車が止まっていると、見落としてしまいそうになります。店内も狭くて、ちょっと待っていないと店内に入ることさえ、出来ませんでした。
少し待って店内に入ると、すぐにショーケースがあって、たくさんパンが並んでいます。店員さんに頼んで取ってもらうスタイルです。店員さんは元気が良く、テキパキとパンを詰めてくれます。
知人もおいしいと言っていましたし、口コミサイトでの評判も上々。悩んでいる間にも、お客さんがひっきりなしに入ってきていたので、本当に人気のお店なんだということがわかります。今回購入したのは、一番人気のミニクロワッサン 1個28円。安っ!と アップルパイ。

ミニクロワッサンは、ミニサイズですが、しっかりした形です。外側はパリッと香ばしく、甘いです。中はもっちりしています。
アップルパイは、ごろごろとりんごがたくさん入っていて、甘さ控えめのカスタードとレーズンのハーモニーを楽しめます。大きめですが、ぺろっと食べてしまいました。濃い目のコーヒーが合いますね。
持ち帰りのみのお店なので、お土産や差し入れと大量に購入している人もいました。他にもパンがたくさんあったので、他のパンも食べてみたいです。おいしいので、家にたどり着く前になくなってしまう危険性が大きいのが玉にキズですね。